車の査定士がチェックするポイントを知っておけば、事前に対策をしたり、査定の時に愛車の魅力をアピールできるかもしれません。そこで、車査定を依頼するときには、最低限次のチェック項目を抑えておきましょう。

外装

外装関係として、ボディカラーは査定額に大きく影響します。ブラック、ホワイトのような無難なカラーは査定額が高く、赤や黄色のような原色は査定額の下がる傾向があります。

また、汚れが目立つと査定の印象を悪くしてしまいます。査定の前にはワンコインで構わないので必ず洗浄しておくようにしましょう。

もし自力で治せるレベルのキズがあれば、修復しておくことをおすすめします。ただし、修理代が高くついてしまう場合は、査定額を上回ってしまうことがあるのでやめておきましょう。

内装

内装の汚れもマイナス審査につながることがあるため、査定の前には念入りに清掃をしておきましょう。内装関係で査定に響くのは、喫煙の有無です。喫煙車の場合、査定額が数万円～10万円近く下がる可能性があります。タバコの臭いや汚れは一度染みついてしまうと除去できないため、査定額を上げたい場合は、車内で喫煙しないようにしましょう。

エンジンルーム

エンジンやオイルの状態、改造パーツの有無などを確認します。もしエンジンをオーバーホールしている場合、査定額がプラスになる可能性があります。その際は、しっかりと査定士に申告するようにしましょう。

シャシ（足回り）

足回りの汚れも原点対象になり得ます。査定前にはしっかりと洗浄しておきましょう。また、タイヤの残り溝が大きい場合（6mm以上）、プラス査定になる可能性があります。残り溝が十分にある場合には、販売店の査定士がチェックしているか確認するようにしてください。

その他

その他のチェック項目として、当然車種、年式、グレード、走行距離が査定に大きく響きます（これらの要素が査定額の根本的な基準になります）。それに加え、車検の残期間が多い場合にはプラス査定になります。さらに、整備記録簿、スペアキー、純正部品（パーツを取り換えた場合）、取扱説明書があると、査定に良い印象を与えてくれます。なお、スペアキーを失くすと2万円の減額になるため注意しましょう。

チェック項目一覧

車査定を依頼するときの注意点！

車の査定額は、車の状態だけでなく、査定をする販売店（査定士）によっても変わってしまいます。愛車を過小評価されたくない方は、必ず複数の販売店に査定を依頼するようにしましょう。

最近はネットで「一括査定」が勧められていますが、一括査定は次のようなデメリットがあります。

① 時間が掛かりすぎる

② 営業電話がしつこい

③ 個人情報をバラまいてしまう

そこで、特に「急いで車を売却したい」「いちいち交渉をしたくない」という方は、「車査定・買取の窓口」をご利用ください。

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