高級ミニバンの代名詞ともいえる「ヴェルファイア」。

「高級」という名がつくだけに、

ヴェルファイアは中古車であっても破格の値段で取引されています。

果たしてヴェルファイアはどうしてそこまで人気があるのでしょうか。

ヴェルファイアの人気の理由に迫ってみたいと思います。

ヴェルファイアってどういう車なの？

ヴェルファイアとはトヨタの高級ミニバンです。ダイナミックなテイストと、ミニバンとして国内最大を誇るボディサイズが特徴的で、兄弟車のアルフォードとともに、ミニバンの二大巨頭として君臨する人気車です。

実際にヴェルファイアは高級車でありながら月間5000台近い販売数をコンスタントに記録しており、その販売台数はコンパクトカーに匹敵します。

ヴェルファイアの人気は、国内にとどまらず、海外でも破格の価格で取引されているのが現状です。高級ミニバンの世界を開拓した「日産 エルグランド」や、ホンダ「オデッセイ」、三菱「デリカD:5」などのライバルに大差をつけ、高級ミニバンの王者として国内外で認識されています。

ヴェルファイアは高額で取引されている

ヴェルファイアの新車販売価格は最安値のグレードで337万円、最高値のグレードで750万円に設定されており、高級ミニバンの名にふさわしい価格帯で取引されています。しかし驚くべきは中古車の取引価格です。

通常、中古車は新車から5年が経過すると（いわゆる「5年落ち」）、買取価格が急激に下落することで知られています。ところがヴェルファイアの場合、5年落ちの中古車にもかかわらず、買取価格の相場が225万円とされています。車のグレードや設備、状態によっては300万円を超えるケースもあるため、中古車としては破格の取引額といえるでしょう。

中古車の価格は、車の「需要」で決まります。このようにヴェルファイアの中古車が高額で取引されていることからも、ヴェルファイアの人気ぶりをうかがうことができますね。

ヴェルファイアが人気の理由

それではヴェルファイアはなぜここまで高い人気を誇るのでしょうか。ヴェルファイアの人気の理由についてまとめてみたいと思います。

ライバル不在の広々快適空間

ヴェルファイアの最大の特徴は、国内最大のボディサイズが生み出す、快適な車内空間です。

ライバル社の車内高が1300㎜であるのに対し、ヴェルファイアの車内高は1400㎜。わずか10cmと思われがちですが、この10cmの差が一回り広い車内空間を見事に演出しています。

天井が高いためにあまり体を屈める必要がなく、また2列目、3列目の足元空間も広く設計されていることから、ライバル車では体感できない、数字以上の広々空間を生み出すことに成功しているのです。

国内外のVIPの流行

政治家やセレブのようなVIPが乗る車といえば、かつてはストレッチリムジンが主流でした。しかし、ストレッチリムジンは車高が低いために、車内空間は思いのほか快適といえず、また都市部での運転に適さないことから、徐々に高級ミニバンへのシフトチェンジが顕著になっています。

このようなVIPの流行を受け、高級ミニバンの代名詞ともいえるヴェルファイアの人気はますます急増し、現在の地位を確立するに至っているようです。

ヴェルファイアを高く売るためのコツ

ヴェルファイアは買取価格の高い人気車ですが、その分査定額の幅が大きく、値切られやすい車ともいえます。ヴェルファイアを1円でも高く売却するためには、必ず複数の販売店に査定を依頼し、一番高く買い取ってくれるお店に売りに出すようにしましょう。

複数の販売店に依頼をするときには、「車査定・買取の窓口」が便利です。

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