ファミリーカーの代表格といえば、やはり「ミニバン」です。

高い車高と3列シートが広々空間を実現。家族全員が乗っても快適な乗り心地を体験でき、後ろのシートを倒せばたくさんの荷物を積むこともできるなど、まさに理想的なファミリーカーといえるでしょう。

ミニバンは中古車業界でも人気の車種であり、査定額が高いことでもよく知られています。

そこで、こちらの記事ではミニバンの基礎知識や高く売るためのコツをご紹介します。

ミニバンは大人気のファミリーカー！

日本では、1.5ボックスカーのことを「ミニバン」と呼んでいます。1.5ボックスカーとは、基本的な構造は2ボックスですが、特にフロントボンネットが短く、車内空間を広げた車を指します。

ミニバンは比較的新しい車種ですが、日本で流通するようになって間もなく、「ファミリーカー」の代表格として高い人気を得るようになりました。

近年ではファミリーカーの世界にも「SUV」の波が到来していますが、そもそも悪路の少ない日本国内でいえば、ミニバンは依然として圧倒的な人気を誇る車種といえます。

ちなみに、ミニバンは主に次の3種類に分類できます。

フルサイズの高級ミニバン

ミドルサイズのミニバン

ワゴンタイプの軽自動車

高級ミニバンの代表車といえば「アルファード」や「ヴェルファイア」。ミドルサイズのミニバンでは「ヴォクシー」や「セレナ」、「ステップワゴン」、ワゴンタイプの軽自動車としては「N-BOX」、「ワゴンR」、「タント」などが挙げられますね。

ニーズや用途に合わせてさまざまな車種を選べるのも、ミニバンのメリットといえるでしょう。

ミニバンを売るなら1～3月がお得！

実をいうとミニバンに限ったことではないのですが、中古車の査定額は毎年1月～3月（正確にいうと1月中旬～3月中旬）にかけて急上昇する傾向があります。

これは新生活によるライフスタイルの変化から、車の需要が一気に高まるからですね。そのため、車は全般的に1～3月に合わせて売るのがベストといわれています。

とくにライフスタイルの変化では、「もっと大きい車」を求めるケースが多く発生します。たとえば子どもたちが学校や習い事に通うようになり、送り迎えのための車が必要になった。子供たちの成長に合わせ、アウトドアを始めてみたくなった等々。

そのため、同じ新生活の時期でも特にミニバンの需要が高くなり、そのためにミニバンの査定額も上がりやすい傾向にあるのです！

ミニバンを高く売るための5つのコツ

ミニバンを高く売るために次の5つのコツを覚えておきましょう！

１．ディーラーではなく中古車販売店で売却する

ディーラーで下取りをすると、中古車販売店で売却する場合と比べて、車の買取額が大幅に下がってしまいます。たとえ新車を購入する予定があっても、必ず中古車販売店で売却するようにしましょう。

２．査定前に洗浄する

査定前には必ず愛車を洗浄するようにしましょう。車の汚れは査定のマイナス評価につながります。ワンコイン洗浄でも構わないので、査定前にはピカピカの状態しておきましょう。もちろん外装だけでなく、内装の掃除も大切です！

３．相場を調べておく

査定の評価を正しく判断するために、事前にネットなどで相場を調べておくようにしましょう。車種、ボディーカラー、走行距離、年式の条件で、およその相場を確認することができます。査定額が極端に相場からずれている場合には、査定士に質問するようにしましょう。

４．時期を選ぶ

前述のように、ミニバンは1～3月にもっとも高く売れます。ちなみにそれ以外の時期としては、（新生活シーズンほどではないものの）6月と8月に査定額がプチ上昇する傾向があります。

５．複数の販売店に査定を依頼する

中古車の査定額は、販売店の裁量によります。1円でも高く売りたいと思ったら、必ず複数のお店に査定を依頼し、その中で査定額の一番高いお店を選ぶようにしましょう。

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