個人間の車の売買は、基本的におすすめできません。

実際にあちこちでトラブルが発生し、車の売買がうまく行かなかっただけでなく、人間関係にひびが入ってしまうこともあるからです。

友人・知人などと車の個人売買を考えている方は、まず次の「トラブルが発生しやすいポイント」を確認するようにしましょう。

１．車の売却（買取）後に故障が発生した

個人間のトラブルにおいて一番多いのは、車の売却（購入）時ではなく、そのあとに発生する問題です。分かりやすいように、具体的な事例で考えてみましょう。

たとえばあなたが、長年乗り続けた愛車を売却する予定だったとします。するとそこに、あなたの愛車を購入したいという友人がやってきました。あなたの愛車は乗り心地も抜群、故障の兆しも見当たりません。「これなら問題ないだろう」ということで、友人に車を売却しました。

ところが、それからわずか一ヵ月後、エンジンに故障が発生。異音が続き、ついには車が動かなくなってしまいました。

「故障寸前の車を売りつけやがって！」とあなたの友人は文句を言いにやってくるでしょう。あるいは、表面上は「中古車だから仕方ない・・・」と諦めつつ、裏ではあなたの悪口を言い出すかもしれません。

もちろん、あなたに過失があるわけでもありません。まさか車が故障するなんて思っていなかったわけですから、誰が悪いという訳でもないのです。

でも、もしプロの査定士に見せていれば、事前に故障の兆しに気づいていたかもしれません。少なくとも販売店が間に入っていれば、あなたに火の粉が降りかかることはなかったでしょう。

知人であれ他人であれ、個人売買のトラブルは購入・売却後に訪れるということをよく覚えておきましょう。

２．分割払いはトラブルが起きやすい

お金の支払いもトラブルになりやすいポイントです。中古車といえども、数万円～数十万円、場合によってはそれ以上の大きな買い物。とりわけ分割払いにするときは注意が必要です。

どうも支払いが遅れているけれど、友人だから逆に言いづらい・・・。おまけに支払いの途中に前述のような故障が発生してしまったら、修理費用と相殺してほしい、なんて言いだすかもしれません。

お金は人を変えるといいますが、車は高額であるだけに、友人関係を害する可能性も十分にあるのです。

３．名義変更手続きは想像以上に大変

購入時の問題としては、名義変更の手続きが挙げられます。売却・購入とは、法的には「名義変更」をしていることになるのですが、この手続きはいわゆる「お役所仕事」なので、非常に面倒です。

用意する書類も多岐に渡りますし、もちろん役所なので平日しか取得できないものもあります。手続きが遅れに遅れ、お互いの信用を損ねてしまったり、時期がずれ込んでしまったせいで、余分な税金が発生したりすることもあります。

知人同士ならまだしも、ネットを介した他人同士のやり取りだと、手続き問題は顕著に現れます。面倒になったのか、手続きの途中で音信不通になってしまうこともあるようです。

中古車販売店であれば、必要な書類や用意の仕方を丁寧に教えてくれたり、部分的に代行してくれることもあります。このような点を考えると、個人間の売買はむしろ面倒の方が多いかもしれませんね。

個人売買は避けたほうが無難

個人間の売買が絶対にダメという訳ではありません。しかし、このようなトラブルが多発していることを考えると、相当のリスクを負う覚悟が必要であり、決して「気軽に」手を出すべきでないことは分かるはずです。友人・知人だからこそ発生するトラブルもあります。そのため、よほどの事情がない限り、個人売買を避け、プロにお任せするのが無難でしょう。

愛車を1円でも高く・安全に売りたい方へ

車の査定額は販売店によってマチマチです。そのため、1円でも高く愛車を売りたいと思ったら、必ず複数のお店に査定をいらする必要があります。

もしあちこちに査定を依頼したり、電話営業が面倒くさいという方には、「車査定・買取の窓口」がオススメです！

「車査定・買取の窓口」は、査定会社の比較・絞り込みという厳選作業をあなたに代わって行います。すでに一番査定額の高いお店を見つけてからあなたに紹介するため、あなた自身がお店を探したり、査定額を交渉したりする必要は一切ありません。

時間がない！しつこい営業電話はイヤだ！という方は、ぜひ「車査定・買取の窓口」を試してみてください。