ハイラックスサーフの買取相場とは
2009年に日本での販売が終了したにも関わらず、いまだに高い人気を誇るトヨタ ハイラックスサーフ。タフでありながらもスタイリッシュな外見を持ち、若い世代からご年配まで幅広い層から支持を得ている車です。
ハイラックスサーフとは
トヨタ ハイラックスサーフという車のルーツは、同じトヨタのピックアップトラック(大型トラック以外のもので、開放式、つまり屋根のない荷台を持つトラックのこと)である「トヨタ ハイラックス」にあります。
1968年に誕生したトヨタ ハイラックスは、2019年現在で8代目まで登場していますが、1983~1988年に販売されていた4代目の派生モデルとして誕生したのが「トヨタ ハイラックスサーフ」なのです。
開放式だった荷台に屋根をつけてワゴンのようにした、というのが大きな変更点となっているのですが、この形はまさに今でいうところのSUVというジャンル。当時世界中で盛り上がりつつあったSUV市場に狙いを定めて開発された、ということなのでしょう。
ちなみに「ハイラックス」という名のうさぎに似た動物がいますが、この車種「ハイラックス」の語源はそこにはなく、英語の「high(高い)」と「luxury(豪華)」を合わせた造語です。
ランドクルーザー プラドとの違い
似た形の車種に、「トヨタ ランドクルーザープラド」があり、一見すると本当によく似ています。しかしこの両者の決定的な違いは、トヨタ ハイラックスサーフはピックアップトラックからの派生であり、トヨタ ランドクルーザープラドは悪路走行のために4WD車をより堅固に派生させたモデルである、という点でしょう。元々のルーツが全く異なる、ということですね。
トヨタ ハイラックスサーフは2002年に最後のフルモデルチェンジをし、4代目にあたるモデルは2009年に日本での販売終了を迎えました。
4代目は先ほど「形がよく似ている」といっていたトヨタ ランドクルーザー120プラドの弟分のような位置づけでしたが、プラドよりもスタイリッシュなデザインが採用されており、より若者向けといった風情でした。
そののちは、120プラドからモデルチェンジした150プラドというものが、サーフの流れも吸収する形となっています。
中古車市場での需要
日本では生産・販売が終了しているため、当然現在手に入るのは中古車のみです。
中でも初代と2代目は中古車市場でも数が少なく、現在多く出回っているのは3代目(180系)と4代目(210系)が中心。
トヨタ ハイラックスサーフは2009年に販売が終了しているにも関わらず、いまだに人気が衰えていないことが大きな特長です。非常にタフなので走行距離が20万㎞、30万㎞を超えてなお現役ということも多々ありますが、走行距離がかさんでいても中古車市場で大きな値崩れを起こさない車種としても知られています。
今はSUV車もずいぶんと種類が増えて、各社さまざまなコンセプトで開発を行っていますが、セダンベースのSUVではなく頑丈なフレームと足回りが自慢のトヨタ ハイラックスサーフには、他とはちょっと違った個性と色あせない魅力があるのでしょう。
人気のモデル・色
特に4代目の買取相場は相当期待できそうです。上位グレードであればなお良いでしょう。
カラーはブラック・ホワイト・シルバーのスタンダードなものが人気です。中でもブラックは通常仕様では存在せず、後から「特別仕様車」として発表されたものなので、なおさら価値が高いのかもしれませんね。
海外でも人気が高いため、中古市場では引く手あまたのトヨタ ハイラックスサーフ。カスタム度合いやカラーに関わらず、ある程度の査定額は期待できるのではないでしょうか。
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