「本革シートだと、車の査定額は高くなるの？」

あなたはこんな疑問を持っていませんか？

シートは車の内装の大部分を占めるパーツ。そのシートが「本革」となれば、車の高級感はぐっと高まります。

それでは、車のシートが本革だった場合、

車の査定額にどのような影響を与えるのでしょうか。

普通に考えると、

本革シートの方が査定額が高くなりそうですが・・・

果たしてその場合、どれくらいの値上げが見込めるのでしょう？

というわけで、

こちらの記事では本革シートと査定額の関係についてまとめてみたいと思います。

本革シートで査定額が上がる車とは？

本革シートを採用した車の方が、査定額が高くなるのでしょうか？

確かに、本革シートは査定額アップに影響する場合があります。

ただしそれは、「本革シートが標準装備でない車」に限られます。

本革シートが標準装備として組み込まれている高級車の場合、本革であることが前提になっているため、査定額には影響しません。

査定額に関係するのは、標準装備は本革シートではないけれど、本革シートにカスタマイズした車に限られるのです。

また、本革にカスタマイズしたものであっても、それが黒やベージュなど一般的な人気色であれば問題ありませんが、購入者を選びそうな奇抜な色にしてしまった場合、査定額はむしろ下がる可能性もあるので注意が必要です。

本革シートはどのくらい査定額が上がるのか？

それでは本革シートの場合、査定額はどれくらいアップするのでしょうか？もちろん、正確な査定額は革の状態によりますが、およそ次のような評価をされるようです。

新車～1年・・・4～11万円アップ

2～3年・・・3～7万円アップ

4～5年・・・2～4万円アップ

6年～・・・1～3万円アップ

基本的には高級車であればあるほど、本革シートによる査定額の上昇率が大きくなります。また、車の年式が古くなるほど、査定額への影響力が弱まる傾向にあります。

なお、これは本革が良好な状態であった場合の査定額です。

ひび割れやこびりついて取れない汚れがある場合、さらにタバコの焦げや穴がある場合には、査定を考慮されないか、もしくは査定額がマイナスになる可能性があります。

そのため、本革シートの場合は特に日々のメンテナンスを徹底するようにしましょう！

それでは次に、本革シートのメンテナンス方法についてご紹介しますね。

本革シートのメンテナンス方法

本革は気温や湿度、紫外線、ホコリなどの影響を大きく受けるため、日常的な手入れが不可欠です。

まず、車の本革シートにはウレタン塗装がされているため、基本的に保護材が必要ありません。それでも月日が経つごとに汚れが落ちづらくなり、表面にひび割れが発生しやすくなります。また、乗り降りをする度に表面が（特にサイド部分が）すり減ってしまいます。

そのため、メンテナンスとしてこまめに汚れを拭き取るようにして、また乗り降りの際になるべくサイドをこすらないように注意しましょう。もちろん、車内での喫煙なんてもってのほかです！

また、本革は紫外線や高温の影響も受けてしまいます。そのため、なるべく直射日光を避け、屋根付きの車庫に入れたり、フロントガラスに日除けを設置するように工夫しましょう。

それでは最後に、中古車販売店の選び方に関する注意点を紹介します。

中古車販売店の選び方について

中古車販売店の査定額が、お店によって違うことは、きっとあなたもご存じのはず。だからこそ、「一括査定」をオススメされた経験もあるでしょう。

でも、一括査定は「一括で査定を依頼する」だけであって、査定自体が一括で済むわけではありません。すべての店舗が査定を終えるのを待ち、それからは営業電話の鳴り止まない日が続きます。

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