自動車のエンジンは「ガソリンエンジン」と「ディーゼルエンジン」の2つに分けることができます。でも、「ディーゼルって聞いたことはあるけど・・・ガソリンと何が違うの？」「エンジンを選べるみたいだけど、どっちが良いの？」など、それぞれの違いを知らない方も多いようですね。

そこで、こちらの記事ではディーゼルとガソリンの違いについて分かりやすくご紹介します！

ディーゼルとガソリンの違い

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンにはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのエンジンの仕組みや特徴についてご紹介します。

ガソリンエンジンの仕組み

ガソリンエンジンは、パイプから入った空気に燃料を混ぜ合わせ（混合気）、点火プラグで火花を飛ばすことで着火し、燃焼させる仕組みを採用しています。

ガソリンエンジンの燃料は文字通り「ガソリン」になります。

ディーゼルエンジンの仕組み

ディーゼルエンジンはシリンダー内で空気を圧縮し、高温となった空気に霧状の燃料を吹きかけて「自然発火」させることにより、動力を得る仕組みを採用しています。熱により燃料を発火させることから、ガソリン車と違って点火プラグがありません。

ようするに、点火プラグのあるエンジンがガソリン車、点火プラグのないエンジンがディーゼルということになりそうです。

なお、ディーゼル車は燃料として「軽油」を使用します。

ガソリンエンジンの特徴

ガソリンエンジンは基本的にディーゼルエンジンよりもトルクが小さく、最大トルクの出る回転数も高めです。しかしその分、回転数を上げやすく、ディーゼルより最高速度を出しやすいという特徴があります。そのため、主にスポーツカーや一般車に広く使用されます。

ディーゼルエンジンの特徴

一方、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べてトルクが大きく、低回転でも最大トルクが出せるという特徴があります。回転数が出しづらいので出力はガソリンよりも低い水準になってしまいますが、発進時や坂道でもスムーズに発進できることから、加速時のパワーを求められるトラックやバスに用いられます。

ディーゼルとガソリンのメリット・デメリット

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンのメリット・デメリットをまとめると、次の表のようになります。

ディーゼルとガソリンはどちらのリセールバリューが高い？

ガソリンとディーゼルのリセールバリューを比較した場合、どちらかというとディーゼルの方がリセールバリューの高くなる傾向があるようです。

ただしその差はかなり微妙なラインであり、車種やモデルによってガソリン車の方が高くなる場合もあります。

またディーゼル車の方が購入価格が高くなるため、若干ターゲットを選んでしまう節もあります。

そのため、中古車の売却を検討している方は、必ず愛車のモデルの買取相場を確認しておくようにしましょう。

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そのため、愛車を売却するときは必ず「買取」を選ぶようにしましょう。

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