車をカスタマイズした場合、査定額が下がったり、内容によっては逆に査定額が上がることもあるようです。改造車の査定額が気になる方は、次の情報を確認してみましょう。

「カスタマイズ」の種類

「カスタマイズ」と一口に言っても、次のようにさまざまな改造が考えられます。

① 違法改造車

車を改造した結果、車検に通らなかった車。法律上、公道の走行が禁止されている。

② オーディオのカスタマイズ

スピーカーやカーナビなど、オーディオ機器のカスタマイズ。

③ チューニング

吸気系、排気系などのパーツを改造することで、車の走行性能を向上させるもの。

④ ドレスアップ

車の見た目を変える改造のこと。

恐らく改造車と聞いて多くの人がイメージするのは①の違法改造車でしょう。違法改造車とは「車検に通らない車」のことです。違法改造車はそもそも法的に公道の走行が禁止されている車であり、もちろん中古車販売店で売却することはできません。

車査定が関係するカスタマイズとしては、②～④の改造が挙げられます。

改造というと査定額が下がってしまうイメージも強いかもしれませんが、改造の内容によっては、逆に査定額が上がる場合もあります。

というのも、車の査定額は基本的に車の需要に比例します。車に対する需要が高ければ査定額も高く、低ければ下がる傾向があります。そのため、改造をすることでむしろ需要が増えるのであれば、査定額の高くなる可能性があるのです。

査定額が上がりやすいカスタマイズ

「改造」という表現をすると、どうしてもマイナスのイメージがありますが、「オーディオのカスタマイズ」や「チューニング」の場合は、査定額が上がる可能性もあります。

たとえばカーナビを最新機器のものにした場合、もちろん車の品質が向上するわけですから、査定額が高くなる可能性は十分にあるでしょう。

また「チューニング」は車の走行性能を向上させることですから、これも車の品質を高めることにつながります。ノーマル車と比べれば、こちらも査定額が上がるかもしれません。

査定額が下がりやすいカスタマイズ

査定額の下がりやすいカスタマイズとしては、「ドレスアップ」が挙げられます。ドレスアップは車の見た目をカスタマイズすることであり、性能自体を高めるものではありません。

たとえばカーナビやオーディオは新しい方が良いですし、走行性能も高いに越したことはないでしょう。一方で見た目については、良し悪しの基準が好みに影響されてしまいます。あなたのドレスアップをプラスに評価してくれる人もいれば、もちろんマイナスに感じる人もいます。

さまざまなお客さんのやってくる中古車販売店にとって、「好みの分かれる車」は売りづらく、在庫になりやすい車として扱われてしまいます。そのため、ノーマル車に比べると査定の下がりやすい傾向があるのです。

カスタマイズの影響は販売店次第

カスタマイズによって査定額が上がるか、下がるかという判断は、査定をする中古車販売店によります。たとえば改造車の取り扱いが苦手で、ノーマル車を好む客層の多い販売店では、査定額は低めに設定されてしまうでしょう。

一方で改造車の取り扱いが得意だったり、ドレスアップした車を好む客層の多い販売店では、通常より高い価格で車を買い取ってくれるかもしれません。

結局のところ、査定額は販売店が自由に決めるものです。とくに改造車の場合は査定額が大きく変動してしまうため、複数の販売店に査定を依頼し、査定額の一番高くなるお店に売却するようにしましょう。

一括査定は手間がかかる

車査定では「一括査定」が有名ですが、一括査定には次のようなデメリットがあります。

① 査定額が集まるのを待たなければならない

② アチコチのお店から営業電話がかかってくる

③ むやみに個人情報をバラまかれてしまう

上記のデメリットを避けたい方には、「車査定・買取の窓口」の「一社紹介」がオススメです。

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