ファミリーカーの代名詞といえば「ミニバン」です。ミニバンはファミリーカーとして最大級の人気を誇り、もっともリセールバリューの高い車種としても知られています。とくに人気のあるモデルでは、なんと残価率が90%を超えるものもあるのだとか！

そこで、こちらの記事ではミニバンの基本情報とリセールバリューの高いミニバンをご紹介します。

残価率とは？

リセールバリューを考える上で、基準となる指標が「残価率」です。残価率とは、新車から3年後の査定額を新車価格で割った数字のこと。たとえば新車価格300万円の車を3年後に150万円で売却した場合、残価率は50%ということになります。

リセールバリューをはかるときは、この残価率を基準に考えることになります。

ミニバンってどんな車？

ミニバンとはいわゆる「1.5ボックスカー」のことを指します。基本構造は2ボックスカート同じですが、そのなかで特にフロントボンネットが短く、車内空間を広くとった車を1.5ボックスカー＝ミニバンと呼んでいます。

ミニバンは主に次の3種類に分類できます。

フルサイズの高級ミニバン

ミドルサイズのミニバン

ワゴンタイプの軽自動車

高級ミニバンでは「アルファード」や「ヴェルファイア」、ミドルサイズのミニバンでは「ヴォクシー」や「ノア」、ワゴンタイプの軽自動車では「N-BOX」、「ワゴンR」などが挙げられます。

ニーズや用途に合わせてさまざまな車種を選べるのも、ミニバンのメリットといえるでしょう。

グレードが違うと残価率も変わる

リセールバリュー（残価率）は基本的に車種・モデルの影響を受けますが、同じモデルであってもグレードが変わるだけで残価率が大きく変動してしまうこともあります。

なかにはグレードが違うだけで20～30%近く残価率が変わってしまうものもあり、買取相場をチェックするときには必ずグレードも含めて確認する必要があるのです。

ハイブリッドよりガソリンの方が人気

ミニバンに限ったことではありませんが、基本的に中古車はハイブリッドモデルよりガソリンモデルの方がリセールバリューの高くなる傾向があります。

これはガソリン車のほうが購入価格が安く、海外でもガソリン車の方が人気が高いからです。そのため、リセールを含めてミニバンを購入しようとしている人は、ガソリン車を選んでおいた方が無難です。

リセールバリューの高いミニバンランキング

ランキングを見ても分かるように、10台のうち7台がトヨタ車となっています。なかでも高級ミニバンのアルファードとヴェルファイアは残価率が90%を超えており、新車と中古車の価格がほとんど変わらない状態であることが分かります。

ミドルサイズのミニバンでも、トヨタのミニバン3兄弟が上位を独占していることから、基本的にトヨタのミニバンを買っておけば、リセールバリューは下がりづらいといえそうですね。

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