【2020年最新版】車査定の完全マニュアル
※2020年7月6日:最新情報に更新
自分の愛車を少しでも高く売りたいけど、その為にはどこに査定依頼すればいいのか?書類は何が必要なのか?時期によって査定金額は変わるのか?振り込まれるまでにどのくらいかかるのか?
車に詳しい方でも苦労している愛車の売却に関して、「車査定・買取の窓口」を運営してみて分かった最新の内容を整理します。
車に詳しくない方や女性でも安心して査定依頼できるよう一度記事を確認ください。
1.査定会社を決める
まずは愛車を売る先を決めないといけません。ディーラーが良いのか?CMなどでよく見かける車買取店が良いのか?
車を売る事に変わりはありませんが、買い取る側は目的が違うため場合によっては査定金額に大きな差が生まれます。
ディーラーと車買取店の違いを理解して、あなたに合った売り先を決めましょう。
1-1.ディーラーとは?
ディーラーとは、自動車メーカーの新車を直接販売・メンテナンスする販売業者の事を指します。特約店契約を結んだ販売業者ですね。
契約しているメーカーの新車を販売・メンテナンスすることが仕事なので基本的には販売がメインです。
では、なぜディーラーの名前を良く聞くかと言うと、ディーラーは今乗っている車を「下取り」をしてくれるからです。
「下取り」とは、今乗っている車を買い取って売値の分を値引きして新車を販売することです。
つまり、ディーラーに車査定をお願いするには新車を購入する必要があります。
新車の購入予定が無い方は次の「1-2.ディーラーのメリット・デメリット」を飛ばして「1ー4.車買取店のメリット・デメリット」に進んでください。
1-2.ディーラーのメリット・デメリット
決まったメーカーの車を取り扱うディーラー。購入したい新車がある時のためにメリット・デメリットを整理します。
メリット
- 売却、購入の手続きを同時におこなってくれるので、簡単に売却できる。
- なかなか値段が付きにくい車でも金額を出して新車購入価格から値引いてくれる。
- 他社メーカーの車でも下取りしてくれる。
デメリット
- 売却だけはできない。
- 査定額だけで比較すると車買取店より低くなる。
- 新車購入を検討していても決まってメーカーの車しか購入できない。
ディーラーや下取りについて理解できましたか?
ディーラーに車査定するにはハードルが高く感じますね。ですが、手続きは意外と面倒な作業になりますので、場合によってはディーラーに下取りを出してスムーズな車売却をしてみてください。
また、昔からの繋がりでディーラーに車査定を依頼することも多いと思います。
車は高い買い物ですので担当してもらった「人」で決めるのも正直アリだと思います。
1-3.車買取店とは?
車買取店とは、ビッグモーターやガリバーなどCMでよく流れてくる会社や地元に特化した街の車屋さんの事を指します。
車買取店はディーラーと違い売却のみが可能です。もちろん販売もしていますので乗り換えすることができます。なお、基本的に扱っている車は中古車になりますのでご注意ください。
正直、車査定において高額査定になりやすいのは車買取店の方です。理由は、買い取った車を中古車として店頭で販売したり中古車のオークションに出品して販売するなど「売る」ルートが沢山あるからです。
1-4.車買取店のメリット・デメリット
ここまでは良い印象の車買取店。実際に良いのですが改めてメリット・デメリットを整理します。
メリット
- 売却だけが可能。
- 「売る」ルートが沢山あるので高額査定になりやすい。
- 乗り換えが可能。中古車だが、どのメーカーどの車種でも基本的には買える。
デメリット
- 車買取店によって車査定額にばらつきがある。
- 手続きが手間。時間もかかる。
- 車買取店は、会社によって対応差がある。売却を決めるまでもの凄くしつこい会社や対応が雑など。
車買取店について理解できましたか?
車買取店において大事なポイントがあります。メリットでもありデメリットでもあるのですが、買取店によって強いメーカーや車種がある事です。逆に弱い場合もあります。
強い弱いは何が基準か?答えは簡単です。車買取店のメリットとして伝えた「売る」ルートの違いです。
一般的にお客様から買い取った車は、店頭で販売するかオークションで販売します。
その為、店頭販売が強いお店は在庫リスクが少ないので高額査定が可能です。
高額査定になりやすい車が存在するのはそのためです。
さらに、買取店によっては海外へ「売る」ルートを持っている場合があります。
国内では、古い車扱いでせっかく車査定依頼をしても値段がつかない場合もありますが、海外ルートを持っている場合は想像以上に値段が付くこともあります。
注意して欲しいのが、国内で値段がつかない車を海外ルートを持っている会社に車査定依頼しても何十万にはなりません。よく「0円査定の車が40万円になった!」などの広告を見ますが、あれは嘘です。せいぜい数万円です。海外ルートがあっても限界があります。
1-5.車買取店の選び方
ディーラーと違い車買取店は沢山あるので、どこに車査定依頼すればいいかわからない人向けに選び方を説明します。
まずは近所の車買取店が候補ですが、それ以外だとネットを使って車査定依頼をする人が多いです。
ネットで直接車買取店のホームページにいき無料査定依頼を申し込む形ですね。
場所にもよるので100%ではないですが基本無料の出張査定が可能です。
別の方法だと無料の一括査定サイトを利用する場合があります。
必要な情報を入力するだけで対応可能な複数社に情報が届き査定依頼ができるサービスです。
けど一括査定サイトは必ずしも全員にお勧めできるサービスではありません。
理由は「1-6.一括査定サイトの特徴」で説明しますがデメリットが目立つためです。
そこで本マニュアルでは自分たちのサービスでもある「厳選した一社紹介だけを紹介」をお勧めしますので「1-7.一社紹介サービスの特徴」を確認してください。
1-6.一括査定サイトの特徴
一括査定サービスとは、複数の車買取店から電話連絡が来る査定サービスです。
ネットの専用サイトから申し込みをした瞬間に多数の会社から電話をもらえますので、それぞれの車買取店と個別にやり取りを行うこととなります。
こちらのサービスの特徴は、紹介を受けられる車買取店の数・種類の多さです。そのため、大小様々な車買取店の紹介を受けられます。
したがって、ご自身の目で、一社一社確実に査定額を確認し、時間をかけて判断することが可能です。
しかし、紹介される買取会社数が多ければ多いほど、査定にかかる時間は莫大に増えるため、非常に長時間コースでのサービスとなります。
また、電話の数も非常に多いのが特徴的です。一社と電話でやり取りをしている間に他の車買取店から電話が鳴り続けます。
申し込んでからでは遅いので、良い点悪い点を理解したうえでご利用ください。
1-7.一社紹介サービスの特徴
次に一社紹介サービスの特徴をご説明します。
今回は自分たちのサービスでもある「車査定・買取の窓口」の内容を使ってまとめてみます。
まず、一社紹介サービスは申し込み内容をもとに対応可能な取引債の車買取店から一社だけを選定してご紹介します。
選定は業界歴15年以上の専門スタッフが申し込み内容をもとに過去の買取実績やクレーム数、取り扱い規模やその時の状況をもとに選定いたします。
つまり、電話は一社からしかきません。個人情報も厳選された一社のみです。
費用は一括査定サイトと同じ無料です。
複数社からの相見積もりが無いと高額査定にならないのではないかと心配されますが、実際に毎月多くのお客様が利用されてご満足いただいてます。
もちろん理由があります。
車買取店側もビジネスですので利益を出す必要があります。ただし、ビジネスにおいて人件費もバカにならないことはご存知だと思います。
一括査定サイトの特徴でも説明しましたが、複数の車買取店と勝負しますので成約する確率は非常に低いです。その為、ものすごい数の車査定を月におこなっています。
片道30分~1時間。査定で1時間。往復3時間。人件費やガソリンを考えるとバカになりません。
また電話対応の数もバカには出来ません。
一社紹介サービスはこれらの人件費を査定金額に反映させることができるのです。
その為、多くのお客様に満足して車売却をしていただいてます。
最近はネットである程度の相場は分かります。なので一社だからといって低い査定金額を提示していたらお客様はバカでは無いので売却しません。逆に他の車買取店に勝つために削れる費用を探してその分を車査定金額に乗せることができるのでお勧めしています。
ここまでで興味を持たれた方は下記より査定依頼専用ページに進んでください。
2.必要書類
車を売却するときには、たくさんの書類が必要になります。
自動車検査証、印鑑登録証明書、自賠責保険証明書、自動車納税証明書・・・などなど。
しかも普通自動車と軽自動車では必要な書類が変わったりするため、正直なところかなりややこしいです。
もちろん、書類がそろわなければ売却手続きは進みません。なかには役所でしか発行できない書類もあったり、さらに書類を紛失してしまった場合には、再発行手続きが必要になったりと・・・想像するだけで大変そうですね。
売却手続きが長引いてしまう理由は、ほとんどの場合「書類」が原因です。売却が遅れてしまうと、新車の購入に支障が出たり、余分な税金を請求される可能性すら出てきます。
そのため、売却をする際には「事前に」書類を用意しておくことが必要不可欠!そこで、こちらの記事では車の売却の際に必要な書類をご紹介します。
2-1.必要書類一覧
自動車を売却する場合、一般的に次の書類が必要になります。なお、普通自動車と軽自動車では用意する書類が異なるためご注意ください。
普通自動車の場合
- 自動車検査証※
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 実印
- 印鑑登録証明書(2枚)※
- リサイクル券
- 振込口座および口座情報
- 譲渡証明書※
- 委任状※
※自動車検査証の住所が現住所と異なる場合は、
住所変更が一度だけの場合 → 「住民票」
住所変更が複数回行われた場合 → 「戸籍の附票」または「住民票の除票」
が必要になります。
また、結婚等で姓が変わっている場合は、「戸籍謄本」が必要です。
※印鑑登録証明書は、発行から1ヵ月以内のものに限ります。
※譲渡証明書と委任状は店舗で作成するため、事前の準備は不要です。
軽自動車の場合
- 自動車検査証※
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 認印
- リサイクル券
- 振込口座および口座情報
※自動車検査証の住所が現住所と異なる場合は、
住所変更が一度だけの場合 → 「住民票」
住所変更が複数回行われた場合 → 「戸籍の附票」または「住民票の除票」
が必要になります。
また、結婚等で姓が変わっている場合は、「戸籍謄本」が必要です。
2-2.必要書類の再発行について
必要な書類を紛失してしまった場合、次の方法で再発行してもらうことができます。
A.自賠責保険証
自賠責保険証は、保険会社で再発行してもらうことができます。基本的に再発行料は無料です。
B.自動車検査証
自動車を登録している陸運局で再発行してもらうことができます。お役所なので、申請書類の作成や手数料が必要です。また、平日しか開いていないので注意してください。
C.納税証明書
管轄の都道府県税事務所で再発行してもらえます。こちらもお役所なので、平日のみの対応になります。
2-3.用意しておくと便利な書類
売却時に必須の書類ではありませんが、査定をする際に便利だったり、場合によっては査定額アップにつながるものもあります。
- 整備の記録簿
- スペアキー
- 取り外した純正品
売却時にスペアキーがないと、査定額から2万円が減額されてしまうこともあるので注意しましょう。またパーツを取り換えた場合、取り外した純正品があると査定額のアップする可能性があります。
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