タイヤはいつ交換すればいいの?タイヤの交換時期を簡単に見極める方法
車のタイヤの交換時期は初心者にはなかなか分かりにくいものです。そもそも車のタイヤは、自転車のようにすぐにパンクしたり、劣化してしまうものではないため、知識がなければ見極めの難しい部分でもあります。しかし、ほったらかしにしてしまえば、パンクするだけでなく、車体に負担をかけてしまうことも。
そこでこちらの記事では、車のタイヤの交換時期についてまとめてみたいと思います。
タイヤの交換時期の見極め方
タイヤの劣化を見抜く方法として、次の点に注意してみると、初心者でもタイヤの状態をうかがうことができます。
1.スリップサイン
タイヤの交換時期を見極める上で、もっとも分かりやすい目印が「スリップサイン」です。スリップサインとは、タイヤの溝にふくらみのことで、タイヤの全周に4~9カ所付けられています。新品のタイヤではこれがみられませんが、タイヤのトレッド面(地面に直接触れる表面部分)が摩耗し、溝の深さが1.6mmになると、トレッド面とスリップサインが同じ高さになり、スリップサインが外に出てきてしまいます。
このスリップサインは、タイヤの摩耗状態の限界を示すものであり、スリップサインが出てきたら、早急にタイヤを交換する必要があります。
2.走行距離30,000kmを超えた場合
スリップサインを見たほうが直接的で分かりやすいのですが、走行距離だけでも、ある程度の交換時期を把握することができます。前述のように、タイヤは走行にともない摩耗し続け、溝の深さが1.6㎜になるまで削れてしまうと、交換の必要があります。
そして、この1.6㎜に達するまでに、平均的な走行方法で計算すると、約30,000kmの走行が必要になることが分かっています。裏を返せば、走行距離が30,000kmに達した時点で、タイヤ交換が必要であるケースが多いということです。
ただ、実際には運転の仕方や路面状況、タイヤの種類などによって異なるため、30,000kmに達する以前に、タイヤが限界を迎えてしまうことも多々あります。
3.製造年月日
タイヤは走行するたびに摩耗していきますが、実は運転をしなくても、ただ放置しているだけで、自然と経年劣化してしまうのです。そのため、滅多に車を走らせないからという理由で、古いタイヤをつけたままにしておくと、ほんの少し走行しただけで、とつぜんパンクしてしまうこともあります。
そのため、タイヤの製造年月日について調べておくことも大切です。
タイヤには世界共通で製造年月日が記載されていて、タイヤに記載された数字のうち、下4桁がそれを表します。具体的には、下4桁の上の2桁が、「○週目」、下2桁が製造念を表します。
そのため、もし2315と記されていたら、2015年の23週目に製造されたことを意味するのです(2015年6月後半)。
車の消費期限はおよそ4~5年ですから、製造年月日を確認したうえで、消費期限をオーバーしているようであれば、たとえ摩耗度が低いとしても、交換をしたほうが間違いありません。
4.タイヤのひび割れ、傷
タイヤの溝がまだ十分に深かったり(スリップサインが見えていない)、経年劣化の心配がないとしても、タイヤ自体にひび割れや傷がついている場合には、注意が必要です。タイヤはあくまでゴム製なので、ちょっとしたひび割れであっても、何かの拍子にそこから大きく割けてしまう可能性もがあります。
そのため、ひび割れや傷が目立つ場合には、タイヤ交換を検討するようにしましょう。
5.販売店、カー用品店に相談してみる
スリップサインのようにわかりやすい印があればいいのですが、ひび割れ・傷の具合や経年劣化については、なかなか見極めが難しいものです。そのため、不安が残る場合には、やはり専門家に相談するのが一番手っ取り早い方法といえます。
販売店やカー用品店であれば、基本的に無料でタイヤの状態を確認してくれるため、そろそろヤバいかもな・・・と思ったら、ひとまず相談してみるようにしましょう。
タイヤを長持ちさせる方法
どのようなタイヤであっても、永久に使用し続けることは出来ませんが、少しでも長持ちさせることは可能です。
タイヤを長持ちさせたい方は、次の点に注意してみましょう。
1.安全運転を心がける
急発進・急ブレーキ・急ハンドルのような荒っぽい運転は、タイヤに(というか車全体に)深刻なダメージを与えてしまいます。そのため、タイヤを長持ちさせたい場合には、(事故に遭わないという目的も含め)、日頃から安全運転を心がけることをおすすめします。
2.日頃のメンテナンス
日頃からタイヤのメンテナンスを怠らないことも大切です。タイヤの空気圧や傷・ひび割れ、小石やゴミのつまりなどを頻繁にチェックし、定期的に丁寧に洗浄してあげましょう。
3.アライメントの調整
車のホイールは、走行時の安定性を高めるために、微妙に傾けた状態になっています。この調整具合のことをアライメントといいますが、アライメントがずれてしまうと、タイヤが不均一にすり減ってしまうことがあります。そのため、タイヤの摩耗が不自然な場合には、すぐに専門家に相談するようにしましょう。
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