トヨタの大型SUVとして若者やサーファーから高い評価を得た「ハイラックサーフ」。

大型のボディや広い車内、パワフルな走行性能が特徴的で、「遊びのスケールが違う」というキャッチコピーとともに、発売当初から注目を集めました。

現在はすでに生産を終了し、中古車でしか入手できない車種となっていますが、ユーカーパックではアルファードを抑えて入札数1位を記録するなど、依然として高い人気を誇ります。

そこでこちらの記事では、そもそもハイラックサーフとはどのような車なのか、どうして人気があるのか、そしてハイラックサーフを高く売るコツについてご紹介します。

ハイラックサーフとは？

ハイラックサーフとは、1983年にトヨタ自動車が発売した大型SUV車です。SUVとは「スポーツ・ユーティリティー・ビークル（スポーツ用多目的車）」の略であり、ようするに悪路やオフロードに強い車を指します。

ハイラックサーフはSUVのなかでも特に大型で、その頑丈さや車高の高さ、車内空間の広さが特徴的でした。

ハイラックサーフのモデル

ハイラックサーフは、全4つのモデルが販売されています。1983年に初代が発売され、1989年に2代目、1995年に3代目、そして2002年に4代目の販売がスタートしました。

しかし2009年に生産が終了されたため、4代目がハイラックサーフの最新モデルとなり、また現在は中古車でのみ、ハイラックサーフを購入できる状態です。

ハイラックサーフが高く売れる理由とは？

ハイラックサーフが高く売れる理由として、もちろん車種自体の人気が挙げられます。中古車の価格は人気（需要）でほぼすべてが決まるため、依然として高い人気を誇るハイラックサーフのリセールバリューが高いのは当然といえるでしょう。

しかしそれ以外に、SUVの海外人気も理由として挙げられます。現在、国内外でSUVの人気が急上昇しています。特に日本の中古SUVは車の状態が良く、海外でも高値で取り引きされているようです。

トヨタハイラックサーフはSUVのなかでも頑丈でパワフルな大型車種であることから、ある意味で海外向きの車種といえるでしょう。このような理由から、ハイラックサーフは高いリセールバリューを維持できているようです。

ハイラックサーフを高く売る方法

①査定前にしっかり清掃する

車の汚れは査定にマイナスの影響を与えます。そのため、査定前には愛車を外装・内装ともに清掃しておくようにしましょう。最悪、ワンコイン洗浄であってもかまいません。

②10万キロを超えてもあきらめない

日本では10万キロを超えると廃車扱いをされてしまいますが、それはあくまで日本国内の常識です。海外では10万キロオーバーの車も普通に走っており、十分に需要はあります。

③下取りではなく買取してもらう

ディーラーの「下取り」より、中古車販売店の「買取」のほうが、査定額は圧倒的に高くなります。新車を購入するときは確かに下取りの方がラクですが、査定額に10万円以上の差が開いてしまうため、必ず「買取」を選ぶようにしましょう。

④複数のお店に査定を依頼する

車の査定額を決めるのは結局のところ販売店の判断です。販売店によって得意の車種や専門分野があるため、同じハイラックサーフを査定に出しても、お店によって10万円、20万円の差が出てしまうこともあります。

そのため、ハイラックサーフを1円でも高く売りたいと思ったら、必ず複数のお店に査定を依頼し、そのなかで1番高いお店に買い取ってもらうようにしましょう。

一括査定は危険？簡単に査定額の高いお店を見つける方法とは？

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