2023年1月を目処に自動車検証をICカード化？詳しい内容は検討中

2020.03.17

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2023年1月を目処に、自動車検証の電子化が進められています。

現在の車検証はA4版の紙で印刷されていますが、電子化後は、運転免許証やクレジットカードと同サイズのICチップ付きカードに移行することが検討されています。

電子化により、一部の行政手続きにおいて、運輸支局等へ直接出向く手間が省けるとのことです。ただし、詳しい内容は現在も検討中のため、現時点でどのようなメリットがあるのかは不明です。

ICカード化の背景には、国土交通省が推進している「自動車保有関係手続のワンストップサービス（OSS）」の利用率がまったく伸びていないという課題があるようです。

OSSとは車検申請や車庫証明、自動車諸税の納付などをインターネット上で一括しておこなうことを可能としたサービスで、これまでのように運輸支局や警察署、県税事務所などへ出向く必要がなり、利用者の負担軽減につながるとして、その活用が進められていました。

しかし、実際にはわずか1.9％の利用率に留まっており、国土交通省は今回の車検証の電子化により、OSSの普及を目的としているようです。

「IC自動車検証の利用活用方法に関するアイデア募集について」国土交通省サイトhttp://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000038.html

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